ラスダン清掃員〜魔王が死ぬまで掃除する〜
星見人ファンタジー連載中
気になって頂きありがとうございます。魔王を倒すため、仲間たちと旅を続けてきた転生勇者カヅチ。そしてついに辿り着いた魔王城……。しかし、そこで待っていたのは圧倒的な力を持つ女魔王だった。仲間は全滅。自分も瀕死。絶体絶命のカヅチが選んだ最後の手段は……土下座だった。「調子こいてすいませんでした!生きたい!何でもしますから!」そんなカヅチを気に入った魔王ル・セポネは、彼を殺すどころか自分の城で雇うことにする。「今日からお主、この城の掃除係な」こうして元勇者カヅチの、魔王城清掃員としての第二の人生が始まった。魔王から与えられたのは、物を自由に箒に作り替える力。カヅチが最初に改良したものは、自分が持っていた一本の聖剣だった。その箒で廊下を掃き、食堂を磨き、魔物たちの部屋を片付ける。やがて彼は気づく、汚れているのは魔王城だけじゃない。この世界には、普通の箒では掃けない汚れが多すぎる。呪い、魔物、ダンジョン、そして、人間たちが抱える厄介ごと。ならば作るしかない。どんな汚れも、どんな敵も、どんな厄介ごとも……全部まとめて“はける”最強の箒を。これは、魔王を倒せなかった元勇者が、魔王が死ぬその日まで掃除を続ける物語。……たぶんそんな感じ。

