ネタバレの注意この設定資料集には、まだ公開されていない話や、先の展開に関わる内容も含まれます。
人物

「主人公」
- 性格
- 「主人公」──Merciless, “Name”less Wanderer (慈悲無き、「名前」を持たぬ放浪者) 記憶を失い、J国中を彷徨う旅人。着流し姿に、腰に刀を、そして片手剣を佩いている。 黒いストレートの髪を一つに結った、端正な顔立ちの長身の男。 その瞳の色は「紫」である。 自分に好意的な対応をする人物に対しては、気安く明るく、そしてその親愛に進んで報いようとする姿勢を見せる。 積極的にその相手を喜ばせよう、相手の都合に合わせようとしている節があるようだ。 そのせいか、一人称も口調も軽薄で一定せず、ころころ変わる。 記憶を失っているために自分の「名前」も当然思い出せないが、その分「名前」に対する執着は凄まじく強いようだ。 真の性質は、暴虐そのもの。 「敵」「獲物」と認識したものを容赦なく攻撃する。 相手の精神、相手の存在価値を踏みにじるようなサディスティックな行為を平然と行う。 そして、殺した相手の「名前」を奪い、その後その「名前」を名乗るようになる。 彼は、何となく覚えている「真っ白い、とにかく陰気な建物」を探し、旅を続ける。
世界観
地名1
- J国
- 今ではない時、ここではない場所、その世界での「日本」に当たる国家。 この国、J国は…平地が少なく山地が圧倒的に国土を占める島国であり、また超高度なテクノロジーに寄って繁栄して「いた」国家である。 現在、「中央」、そしていくつかの高度都市に、ほとんどすべての富と権力は集中している。 完全な管理社会であり、バイオ技術やナノマシンが発達し特権階級は平穏な生活を享受している。 その一方、外縁部…J国の大部分を占める広大な地域では、人々は苦しい生活を強いられている。 住民は中央政府から派遣された「代官(ガバナー)」とその私兵団に過酷な労働と重税、理不尽な圧政を強いられているのだ。 高度都市の人間にとって、外縁部の人間は最早「家畜」や「リソース」に過ぎない。 役人が住民をなぶり殺しにするのは、もはや犯罪として取り扱われることはなく、日常的な光景として正当化されてしまっている。
- 「主人公」
- 初出 第1話
その他
