「あら、今日も悠吾休みかな」
「涼子の話じゃこないだの雨で結構濡れてたみたいだし」
「……佐川さん、昨日わかりやすいほど落ち込んでたしなぁ。 とりあえず帰りに見舞いでも行ってやるかな」
「あ、涼子来た」
「……なんかちょっと顔赤くない?」
「……おやおや?」
「おはよ涼子」
「おはようリンコちゃん」
「おはよう佐川さん、悠吾やっぱ休み?」
「おはよう柚子原くん。 ……うん、悠吾くんまだちょっと熱が下がってなかったから――」
「……朝、桜井くんの家行ってきたね?」
「あ…………うん」
「やるじゃん」
「やるじゃん涼子」
「なによ二人とも……」
「いやいや、褒めてる」
「うん。 たまらない」
「……ありがとね。 2人が応援してくれてるの、なんとなくわかってた」
「……大丈夫だよ佐川さんなら。 アイツ超鈍感だけど、佐川さんの事は大事にしていると思うし」
「そ。 アタシ二人がダメになる心配してない。 きっとうまくいく」
「……うん。 ありがと」
「……さすがに」
「寝ぼけた悠吾くんに抱き着かれた、は言えないなぁ」
涼子は思い出して、また真っ赤になった。

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