花守りの 三十一字の 花筏 僕らが見つけた 守りたいもの
白羽瀬 理宇ファンタジー連載中
花の力に包まれた世界俺たちは”蟲”と戦い、華守衆として生きることが、すべてだと思っていた蟲(むし)と呼ばれる巨大な虫が人々を襲う世界。その脅威に唯一立ち向かえるのが、花の力をまとう剣士たち――華守衆(かしゅしゅう)である。若き華守衆、樟田マキは、幼い頃に養い親・蘇枋ジンを失い、里で剣士として育てられた。共に任務にあたるのは、理知的で優しい相棒・一条アケル。そんなある日、二人の前に獣蟲(けものむし)が現れる。十三年ぶりに出現した、通常とは異なる”蟲”との戦いをきっかけに、マキたちは思いがけない形で”過去の影”と向かい合っていくことになる。人の優しさ、生きる苦しみ。さまざまな出来事を通して少しずつ距離が近づいていく、二人の日常。危険な任務の合間のふざけ合い、分かち合う痛み、すれ違いと和解。やがて二人は、ただ「蟲と戦う」だけではない己の姿を見つけ出していく。痛みや使命を背負いながら生きる若者たちの、真の願いに到達する物語。【作中用語】護華庁(ごかちょう):”蟲”の対策を行う省庁。政府の公的機関。華守衆(かしゅしゅう):花の力を用いて”蟲”を討伐する剣士たち。里:全ての華守衆は幼少期に里に集められ、そこの家庭で育つ。学校などもある。華守衆の能力花刃(かじん):刀を強化するもの花鎧(かがい):自らの身体能力を向上させるもの花結(はなゆい):結界、加護敵蟲(むし):敵。巨大な虫。芋虫やムカデなどの形が多い獣蟲(けものむし):身体の一部が獣という姿の蟲。通常の蟲より強いブロマンス/お仕事/社会問題/日本刀

