ファンタジー連載中東京グラヴィティパルプンティスト全1話・3,358字最終更新 2026.11.03閲覧 1最初から読む本棚に追加シェア目次全1話・3,358字最終更新 2026.11.03閲覧 1最初から読む目次重力を狂わせる少女と、名を明かさない魔女の物語あらすじ触れたものが、潰れる。 三年前、東京湾の埠頭で保護された少女・湊真白には、それより前の記憶がない。行方不明者届も、防犯カメラの記録も、どこにも残っていなかった。あるのはただ、周囲の「重さ」を狂わせる力だけ。 走らない。怒らない。誰にも触れない。 三つのルールを守り、息を殺すように生きてきた。たったひとりの友達にも、本当のことは言えないまま。 梅雨のある夜、高架下で巨大な鋏を持つ男に襲われる。異能を「剪定」し、収穫して回る者たち。恐怖で暴走した力が橋脚をひしゃげさせ、数十トンの鉄骨が崩れ落ちた——その瞬間、落下が空中で止まった。 雨に濡れないまま立つ、黒衣の女。 「ずいぶん下手に使うのね。——それは私のものよ」 彼女は高圧的に命じる。人を傷つける力と、傷つけたくない優しさ。その両方を抱えて立て、と。 なぜ彼女は、真白しか知らないはずの子守唄を口ずさむのか。なぜその背には、刃で丁寧に開かれた古い傷があるのか。 東京の夜を舞台に、重力を狂わせる少女と、名を明かさない魔女の物語がはじまる。#ローファンタジー#現代ファンタジー目次全1話§ 第一章 潰れる夜1 息をひそめる教室2026.11.03 · 3,358字作者パルプンティストフォロー作者ページを見るパルプンティストと申します。流行に囚われずに書きたい世界を書いていますが、気に入って頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。この作品を通報