SOUL TR@DE
朔來 織SF連載中
世界は知っていた。人間の魂には価値がある、と。SOUL CHART。それは魂の価値を市場に映す鏡。人々は自らの存在を世界に査定されていた。SBT(SOUL BIND TOKEN)という命の取引。GAINと呼ばれる固有武装を手に。自身を。誰かを。奪い、守る。第17区——ORPHAN。誰も好き好んで訪れない街。レート・グロウスは仲間たちと依頼をこなしながら暮らしていた。依頼屋《HODL BOLLINGER》冷静沈着な戦略家クランツ・タークス。陽気で自由奔放な調整役ノア・ルクス。圧倒的な戦闘能力を持ちながら、魂の査定結果が五年以上も「0」のまま変わらないレート。世界は、彼の価値を測ることができない。ある日、三人は廃墟と化した第4区——OBLIVIONで、奇妙な銀色のSBTを発見する。番号も刻印も存在しない。端末が示した結果は、ただ一つ。UNREGISTERED——市場未登録。世界の価値体系から外れた、正体不明のトークン。時を同じくして、各地区では不穏な動きが広がっていた。物流を巡る護衛任務。謎の組織との接触。数々の思惑がレートたちの故郷ORPHANへ牙を剥く。守るべき日常。譲れない仲間。彼らが背負ってきた過去。戦闘。情報戦。駆け引き。魂に値段をつける世界で、価値を測れない男と仲間たちが動き始める。価値を決めるのは——市場か。それとも、自分自身か。魂の価値「0」レート・グロウス。魂の価値を巡るSF群像バトルアクション。『選べ。売られるか、従うか』世界は彼に何を示すのか。『選べ。お前の価値を。俺に示せ』※本作品は「小説家になろう」「カクヨム」「原石航路」にも掲載しています。


